現代に合ったニーズに応じて、改良したのが、無煙薪窯です。
特 徴
◉二次燃焼を利用により温度上昇が簡易
◉二次燃焼により、煙が少ない
◉穴窯での焼き締めと同等の作品が焼ける
◉場所をとらない
◉短時間で焼ける
◉薪の量が少ない
◉自然釉のかかり具合の調整が簡易
火学舎「火を化学する陶芸」 現代に合った、陶芸を提案!
エアダンパーと開閉板で、多様な焼成ができ焼成を停止・休憩することも可能です。焼き締めのコントロールが簡易にできます。
炉内で二次燃焼するため、還元時の温度上昇を補います。また排気中の炭素が燃焼することにより、黒煙が消えます。穴窯は、その蒸気機関車のような、煙突からの煙のため、山中でないと、設置は難しいことが問題でした。
排気管は断熱レンガを使用、赤くなることがなく周囲に不安を与えません
屋根付きで、小屋建設は不要です。なお設置タイプは小屋などの施設は必要になります。小屋の建築もご相談ください。本職は宮大工です。
二次燃焼を利用し、温度上昇を助ける「穴窯」としての原理に関しては、特許を取得しております。 特許第5492340
近年は、薪ストーブなどの広告で、二次燃焼という単語を耳にするようになりましたが、簡単に説明いたします。
薪を通常燃やすと、煙の中に炭素が含まれます。煙が灰色に見える時は特に、炭素含量が多い場合です。時には、煙突の排気口に火種を近づけると爆発するのは、この炭素が急激に燃焼するためです。この爆発の小規模の燃焼を起こし、発生した熱を利用します。したがいまして、副産物として、炭素が燃焼することで、煙が無煙になります。焼き締めを化学した成果です。— 火学舎 —
小川村「成就窯」さんの無煙薪窯 |